古本屋(おそらく)レポ Special Stege ”デスクリムゾン・レゾナンス”



※画像を順にクリックしてお楽しみください。

上記のデスクリムゾンロゴ画像はECOLE社から公開されているフリー素材です。










…チキチンチキチンッ










キョオオオオオオオオオ、ウッ!










――それは、十年前のことであった…










(カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ)










ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ! ダンッ!










(ドオオオオオオン、ゴゴゴゴゴ)
 デ ス ク リ ム ゾ ン 










(パキューン! ドババババババババ ポゥーゥッ★

ダニー、グレッグ、生きてるかぁ?    \パキューン/      「アアー、ナントカナーッ」
上から来るぞっ、気をつけろぉっ
 \ドゴォォォォンッ/










「コッチダ、エチズェン…」      \パフッ/ なんだこの階段はぁっ?
「トニカクハイッテミヨウズェ…」
    チチチチン…









―――せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!
 ギイィィィィィッ…



















――こうして越前康介は、クリムゾンを手に入れた










DEATH CRIMSON
Press Start Button
以上、OP引用終わり。




と、いうわけで、今回は福岡県筑紫郡の不思議博物館にお邪魔させていただきました。

館長、角孝政氏の赴くままに制作した創作物群を展示しており、作品や蔵書を眺めつつ軽食を頂ける日本一僻地にあるメイド喫茶個人博物館です。
そして今回の主目的、巨大クリムゾンはエコールから直々に許可を頂いた一品で、
なんと作品にセガサターンを埋め込み
デスクリムゾンのコントローラーにしちゃったりなんかして。
なによりコイツを自分の手でつかんで、実際にプレイできるという僥倖ですよ。

この熱弁っぷりでお察しの通り、正直今回は娘のロケ撮影というより、
デスクリムゾンしにきました



―えーと、いちおう、新しい胸パッド買ったからそれのテストも兼ねてるんですよ?ほんとですよ?

今回事前に不思議博物館側に了承を頂き撮影に臨んだのですが、なんとわざわざtwitter上で告知してくれる親切っぷり。
ここまでやっていただいて個人的にはロケ撮影は二の次でデスクリムゾンをプレイしに来ましたなんて 言ったら (撮影に同行してくれたkanさんなまずさんに) はたかれるんじゃないかと内心ビクビクしておりましたが。
まずは博多で両氏と合流し、現地へ赴きます。
「あ、寿司屋。」

…オトナに寿司を奢らせる武田はクズの動名詞だと思います。
こんな調子で次に「あ、かに道楽みたいな看板。」とかほざいたら寿命が縮む予感がしたのはさておき現地到着ですよ。ゲプ。

現地到着。


と、いうわけでまずは飲むサロンパスと名高いルートビアを飲むことに。
…すげえ!本物のサロンパスを舐めるよりサロンパスらしい味がすr※よいこはまねしないでね

…あのですね、ルートビアまだ飲みきってないんですよ。もうすこしゆっくりさせてもらっていいじゃないですか?
正直目的の半分はデスクリですし、この際閉館までゆっくりしてもいいじゃないですか、ねえ、ねえ。

…まあ、そういうわけにもいかないので。


はい。


こんな感じで「不思議の国のアリス」をルーツにした作品群が多くあったりする傍らにスタートレックのプラモデル箱。シュール。

ちなみに撮影中、一角では

キョオオオオオオオオオ、ウッ!

それは、じゅうねんまえのことであった… カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ カッカッ
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ! (ドオオオオオオン、ゴゴゴゴゴ)  ですくりむぞぉん

(パキューン! ドババババババババ ポゥーゥッ★
ダニー、グレッグ、生きてるかぁ?     \パキューン/
「アアー、ナントカナーッ」
上から来るぞっ、気をつけろぉっ
 \ドゴォォォォンッ/

…と、デスクリムゾンのOPが無限ループしており、 しばしばアリスさんがツボに入り撮影を止めざるを得なくなる非常事態に。
保って!キャラを保って!!


必死に笑いをこらえています


一行は作業場を通り、館外の庭に移動。庭にも「サイロマン」などの作品群を展示しています。


「すずしい…」


みっともないからやめなさい。


見てて涙ぐましいからやめなさい。






後ろにあるモニュメントが「サイロマン」です。三つあります。


(アリス、この後足を踏み外す)


D.Naさん「スカートの裾をつまむのは性的な暗喩を含むので止めといたほうがいいですよ
マジで!?


「そろそろ庭での撮影切り上げてデスクリムゾンやりますか」
俺大興奮。一方、アリス大鎮静。

…みんな楽しもうよ!あの伝説のクソゲーだよ!?

「いや、デスクリムゾン、全く東方と関係ないわよね、どういう反応をすればいいかわからないの」
…笑えばいいと思うよ。
※こういうことやるのはキャラの枠を超えてるような気がするんだよな、いいのかな、とは思ってますが生暖かい目で許してください。



実際に やってみた

…このゲームのシステム面のまずさについては認知度がそれなりにあるので改めて説明することもないんですが、

  1. 照準設定があるが、正しく合っているか確認できない
  2. 充実したオプション >ステレオ  モノラル  終了
  3. Stege1
  4. ダメージ後の無敵時間がない(2,3体が攻撃するポイントで反応が遅れたら連続でダメージを受け即死)
  5. 視点移動が支離滅裂で、主人公が空を飛ぶ
  6. 打つとダメージを受ける民間人の佐藤空を飛んでいる
  7. ダメージを受けると妙な高い声で「くっそぉ」 「やりやがったなぁ」 …正直列挙し足りません。


    はい、今アリスさんの握ってる赤黒い大きな物体(誤解を招く気満々)が件の巨大クリムゾンです。
    攻撃はジョイスティックのボタン、照準移動は無論この巨大クリムゾンを動かす、と。

    …けっこうきつそうですね!!


    で、アリスさん明らかにやる気満々ですよね?



    ショット。


    アンド リロード(画面外に銃口を向けてる)。
    で、こう改めて見るとまともにプレイしてて二つの意味でびっくりです。
    プレイ中の姿なんぞとても見せられたもんじゃないと思いますが。


    ほどなくして(後に確認したらまだクレジットが残っていたようですが)ゲームオーバー。5100点でした。


    ちなみに、「ああ、アリスがこんだけ行けるなら一万点くらい取れそうだな」と
    勘違いした武田さんがプレイ挙句5600点とか か弱い女子と対して変わらんレベルのスコアを出してっ恥です。
    主の威厳もくそもあったもんじゃない。


    のどが渇いてたまらない。



    のどが渇いてたまらない。



    のどが渇いてたまらない。


    …ほどなくして閉館時間となったので、撤収⇒ふもとのジョイフル。
    撮影反省会になってて俺、操演のダメだしを食らわず不安に駆られる。 後にその日は難なくマイハウスに帰り、元の日常に戻っていきましたとさ。

    photo by kan氏

    なまず氏

    D.Na氏


    最後に不思議博物館館長の角孝政氏、現地での撮影を快くお引き受けくださりありがとうございました。












    不思議博物館 WONDER MUSEUM
    開館日:日曜、祝日 12:00~18:00 1,2月休業
    入場無料(カフェ有料)